4D Chart v13

CT OPEN DOCUMENT

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4D Chart v13
CT OPEN DOCUMENT

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CT OPEN DOCUMENT ( area ; document ; mode ) 
引数   説明
area  倍長整数 in 4D Chartエリア
document  文字 in ドキュメントの名前、パスは最大255文字
mode  整数 in ドキュメント置き換えまたはドキュメント追加: 0 = 置き換え、1 = ドキュメントに追加する

説明   

CT OPEN DOCUMENTコマンドはdocumentを開き、その内容をareaに 配置します。

documentが空の文字列の場合、CT OPEN DOCUMENTコマンドはユーザがドキュメントの選択をできる標準のファイルを開 くダイアログボックスを表示します。

documentに文字列が入っている場合には、指定されたドキュメントを開きま す。documentが存在しない場合、areaの内容は変更されず、CT Errorコ マンドがシステムエラーコードを返します。

4D Chartはデータベースストラクチャを含むフォルダにdocumentが あることを想定しています。データベースフォルダの外のドキュメントを開く場合、完全なパス名を指定してください。パス名に関する詳細は、4D Language Referenceを参照してください。documentが 既に開かれてていると、CT Errorコマンドがシステムエラーコードを返します。

オプション引数のmodeはドキュメントの開き方を制御します。modedocumentが空の 文字列ではなく、かつ4D Chartドキュメントではないときにだけ使用されます。modeが 0の場合または指定されていない場合、documentareaの内容を置き換えます。modeが 1の場合、documentareaの 現在の内容に組み入れられます。

例題  

以下の例はClient Typeフィールドの値に基づいて、異なるドキュメントを開きます。

 Case of
  `業種が"販売店"の場合
    :([Client]Client type="Distributor")
  `"販売店"ドキュメントを開く
       CT OPEN DOCUMENT(Area;"Distributor")
  `業種が"建設"の場合
    :([Client]Client type="Constructor")
  `"建設"ドキュメントを開く
       CT OPEN DOCUMENT(Area;"Constructor")
  `業種が"エンドユーザ"の場合
    :([Client]Client type="FinalClient")
  `"エンドユーザ"ドキュメントを開く
       CT OPEN DOCUMENT(Area;"FinalClient")
 End case

 
プロパティ 

プロダクト: 4D Chart
テーマ: CTエリア
番号: 14501

 
目次

コマンドリスト (文字順)

 
履歴 

初出: 4D Chart 1

 
参照 

CT SAVE DOCUMENT